峰定寺と花背の三本杉

はなせのさんぼんすぎ花背の三本杉

2017年11月28日、樹高日本一に認定された花背の三本杉。
林野庁によるドローンを使ったレーザー測定で三本のうち一本の高さが62.3mと判明しました。

1154年に創建された「峰定寺」のご神木とされてきたこの大木ですが、
峰定寺の奥にある為、明治になるまで花背の人にもその存在はほとんど知られていませんでした。

今では峰定寺門前より手前にしか集落はありませんが、
昔、峰定寺で働く人々は三本杉のある僧都谷(そうづだに)の更に奥のなめら谷に住んでおり、
その峰定寺に従事する方々や現在美山荘を営む中東家など、地元の方々が代々この三本杉を守られてきたと言います。

その地元の方が立てられたのでしょうか、三本杉の傍に『白鷹龍王』と銘打たれた石が神木を守るように据えられていますが
「黒蛇の神様」をもじったのではないかという説はあるものの、実際の由縁は伝わっておらず。
ただ、この僧都谷は修験道の修行場として四の谷(よんのたに)とも呼ばれた場所。
もしかしたら、山伏とこの石碑が関係しているのかもしれません。

真相は闇の中ですが、ひっそりと守られ続け、日本一の高さまで大きくなった三本杉。
修験道の修行場だったという事を念頭に置き、静かな時間をお過ごしください。

ちなみに、峰定寺の門前から三本杉までは徒歩で約20分程です。
なだらかな林道ですが、一般車両は入れませんのでご注意ください。

花背の三本杉
花背の三本杉
花背の三本杉
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